なぜ職場には必ず苦手な人が存在するのか?

必ず職場には苦手な人が最低一人は存在するものです。
しかし、不可解なのはその人がいなくなったとしても新たに苦手な人が登場するというサイクルを繰り返すということです。

これは、私自身が20年も今の会社で働いていて肌で感じたことです。

転勤で職場も8回ほど変わりましたし、同様に人事異動によって様々な人と入れ替わり立ち替わり働いたのですが、必ず苦手な人は存在していました。

まあ、そのあたりを詳しく説明しますと

例えば、苦手なAさんがいたとして、その状況が改善されなかったとします。
そして1年後そのAさんが異動となりました。

それによって職場内に苦手な人はいなくなったのですが、一ヶ月後には既存のスタッフ(もしくは新たに異動してきたスタッフ)からいつのまにか苦手な人が登場しているのです。

皆さんはこういった経験はないでしょうか?
すごく不思議なのですが私なりに出した結論は以下の通りです。

たぶん、人間のストレスがなくならないのと同じように苦手な人は職場に存在し続けると思うのです。
仮に苦手な人が異動になった(もしくは自分自身が異動となって苦手な人から離れた)としても、苦手な人がいなくなったという環境になれてしまい、そうなってしまうとその他の些細なことでもストレスになり、やがては新たに残されたメンバーの中から最も苦手な人が「苦手な人」と格上げされると思うのです。

これって「働きアリの法則」にも似ています。

100匹のアリの中では「2割が全く働かない状態」となってしまい、実際に働いていたアリのみを100匹集めても必ず2割は働かなくなるという話です。

つまり、苦手な人がいなくなって100%が気の合う人になったとしてもやがてはそのうち2割の人は苦手な人に変化するということです。
皆さんはそういった経験はないでしょうか?

このあたりのメカニズムにおいてはもう少し考察していきます。

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