末っ子の弟を見て思ったこと
実は私は3人兄弟の長男なのですが末っ子に24歳の弟がいます。
弟とは歳もかなり離れているので、私が結婚して家を出てからは、ほとんど会うことはないです。
しかし、たまに何かの家の行事で会ったり、母親と電話した時に弟の情報は入ってきます。
弟は都内の某大学を卒業した後に、地元の会社に就職し働いています。
職種は不明ですが、朝8時に出社し夕方には帰宅するような、いわゆるブラックではなく正常の会社のようです。
そして、私から見てこの弟は“しっかり者”というか、非常に関心することが多いのです。
その一方で、かなり堕落した生活を送っていた20代前半の自分と照らし合わせると、弟に対して尊敬の念すら抱いてしまいます。
それでは、弟のどんなところに対して関心しているのか?
それは「自立」ということに尽きます。
学生時代には、車と電車で往復4時間掛けて大学に通っていたのですが、空いた時間には深夜のコンビニや地元のガソリンスタンド、または地元のパチンコ店でバイトしていました。
その為、学生時代に使用していた車は自分で貯めて買ったのです。
(ガソリンスタンドで知り合った先輩から売ってもらった黒のチェイサーでした)
さらに、部屋に置いてあったパソコンなども自分でバイトして買ったらしく、基本的に自分の小遣いは自分で稼いで欲しいものは自分で買っているというスタンスでした。
私が学生の頃にもバイトして小遣いを稼いでいましたが、車は叔父から買ってもらいましたし、とても弟のレベルまでには自立してなかったです。
だからこそ弟はすごいと思いました。
さらに就職後は、先ほどの話通り地元の会社で働いているのですが、夕方以降からはパチンコ店でのバイトもしているのです。
つまり、昼は本職の仕事で、夕方以降や休日はパチ屋でバイトといった感じです。
これは凄まじいバイタリティだと思いましたね。
たぶん働くのが苦にならない性格なのだと思います。
性格は末っ子ということもあり、引っ込み思案で大人しいのですが、バイト先や地元の友達が多く一緒に遊びに行くことが多いようでとても可愛がられているようです。
兄の自分から見ても微笑ましいですね。
まあ、そんな掛け持ちとかしなくてもパチンコやせどりで効率良く稼げる方法もあるのですが、働くことの方が弟には合っているのだと思います。
そんな弟が就職した会社を3月に退職して、東京に住むといった話を母親から聞かされました。
私は今の時代にせっかく就職した会社を退職するなんて勿体無いと感じましたが、すぐに「いや、その弟の選択も悪くないかな」と思いました。
それは、実家住まいの地元の会社で何年も働くということが、弟にとってどれだけメリットになるかって話かと思います。
それも安定していて悪くないですが、恐らく自分で貯めたであろう金を持って東京に行って一人暮らしするといった選択の方が、今後の弟の人生にとって非常に大きな財産になると思います。
ちょっと話は変わりますが「どれだけ自分のケツを持てているのか」といったところでその人物の尺度を図ることは多いです。
別に平社員で安月給でも親に迷惑掛けずに一人暮らししているのであれば、それは立派だと思いますね。
(もちろん色んな状況があって家から離れられない人もいると思いますので、そういった人を否定するつもりはないです)
自分で稼いで、家賃を払って、掃除~洗濯して飯を作る。
ただ、それだけのことが、怠け者の私は大変なことだと思ってしまうので、それが出来ている人は尊敬してしまいます。
私は現在、結婚して単身赴任中ですが、掃除・洗濯・炊事は大嫌いなのでできれば家内と一緒に住みたいと思っていますね~。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつもご愛読ありがとうございます。
今後とも執筆に励みますので、温かい応援クリックをお願い致しますm(_ _)m
↓↓↓↓↓↓↓↓