DEATH NOTE デスノート 頭脳戦の最高傑作

映画にもリメイクされたこれほど有名なタイトルに対して今更レビューをするのも何だか恥ずかしいのだが、私が生涯のめり込んだ漫画としては間違いなく上位にランクインされるので取り上げてみた。

『DEATH NOTE』(デスノート)は、原作 – 大場つぐみ・作画 – 小畑健による日本の少年漫画作品。2003年12月から2006年5月まで『週刊少年ジャンプ』(2004年1号 – 2006年24号)に連載。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描く。
-Wikipediaより-

「ノートに名前を書くと書かれた人間が心臓麻痺で死ぬ」というどう考えてもファンタジーな話を、質の高い計算しつくされた作り込みにより極めて正統派な推理物に仕上げている。

同じ推理物では名探偵コナンが国民的ヒット作であるが、コナンには非現実的なアイテムが度々登場しそういった意味ではデスノートよりもファンタジー色が強いように思う(いい悪いは別として)。

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そして、デスノートの良いところは展開の小気味よさであろう。
とにかく展開が早くて読んでいてダレない。

今作は全7巻での構成であるが、展開次第では15巻くらいまで引っ張ることができたのではないかと思うほどの展開の速さと中身の濃さが感じられた。

個人的に好きなのはヨツバグループ編。
重役が集まり殺しの会議をするのだが、その重役の中にキラが潜んでいるという話である。
重役も読者もキラが誰なのか分からずに色々と想像を巡らす展開が実に面白い。

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最後に、デスノートで最も好きなキャラはニア(本名はネイト・リバー)。

何というか職人気質がカッコイイ。
Lもそれと同様ではあるが、ニアのほうがよりそれが色濃かった。

基本的に欠点が多いのだが、あることには天才的な能力を発揮するという人物には憧れますね。

長所は短所となり、短所は長所となる。
そして、短所がないということは長所もない。

結局、人は特化型かバランス型かに大別できると思います。
あなたはどちらのタイプでしょうか?


DEATH NOTE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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