軽トラックの荷台からの夜景
20代前半にビートたけしの本をけっこう読んでいたんですけど、彼の本には親父の話がよく出てきて、とにかく「どうしようもねえ親父だった」といった内容が毎回書いてあります。
ただ「生きてるうちに一緒に飲みに行きたかったなぁ」とか「当時の親父も悩みは抱えていたんだろうね」といったこともよく書かれていました。
一方、私のライフスタイルを話しますと常に本業の仕事かスロット稼働か家でブログ作成といったルーティンで暮らしており、その中でも月に2~3回家内の住むアパートに帰って妻や子供と談笑するといった感じです。
その為、両親と過ごすなんてことがほぼなかったのですが、冒頭に書いたたけしの言葉を思い出し、両親を食事に誘って飲みに行くことにしました。
特に最近は自分も歳をとったと思うと同時に両親が老化しているのを感じますし、生きているうちにこういった時間を作るべきだと思ったのです。
地元の居酒屋を予約して両親と3人で行きました。
ししゃも、どじょうのから揚げ、さば焼き、トマトサラダなど両親の好みの食べ物です。
会話は基本、昔話が多かったです。
いちおう、串揚げの居酒屋ということで串揚げも頼みました。
ただ、やはり串揚げは二年前に本場大阪で食べたやつのが美味しかったですね。
全部で9,140円。
私のおごりです。
普段何も親孝行はしていないので今後もたまに食事くらいはおごりたいですね。
実は、訳あって軽トラックで居酒屋まで来たんですけど運転席と助手席しかないから、来るときは私が荷台に乗りました。
しかし、帰るときは酔った親父が荷台に乗ると言い出したので、危ないから結局私も荷台に乗って、飲酒していない母親が運転する形で帰りました。
今回の記事は以上です。
親は永遠に存在すると思いがちですが(特に今までの私はそうでした)、そうではなく有限な存在ということを最近はよく感じるようになりました。
ですので、生きているうちに年に数回程度ですが会う時間を今後も作ろうと思ってます。