スマッシング・パンプキンズ 轟音と美しい音色が奏でる緊迫感
久々に音楽レビュー。
何を隠そう私は90年代オルタナティヴロックの信者である。
特に10代後半~20代前半に掛けて最も強い影響を受けたのはニルヴァーナでありカート・コバーンだった。
ただ、ここでは敢えてスマッシング・パンプキンズ(以下スマパン)を取り上げようと思う。
っていうのも、現在私の車の中にCDがあって何かと聴くことが多いからだ。
スマパンで最も有名なのは今作『サイアミーズ・ドリーム』だ。
1曲目のCherub Rockからは新たな時代の幕開けが感じられ、聴く者の気持ちを昂らせる。
9曲目のMayonaise。轟音と美しい音色が奏でる緊迫感が心地良い。
単なる轟音ギターではなく、時には身の毛がよだつほどの美しい音色を奏でるダイナミックな展開がスマパンの魅力だ。あらゆる曲に感受性が溢れ出ている。
実際のところ、このアルバム自体は持っていなかったのだが、結婚した後に妻が持っていたのを知ってからはずっと私の車に借りる形で置いてある。
ちなみにスマパンのメンバーには日系人が存在していた。
画像の左から2番目の人物で名前はジェームス・イハ(日本名:井葉 吉伸)。
日系人の両親を持つ日系3世であるが、日本語はほとんど話せないとのこと。